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就職活動ではどのような試験が行われるのか

【執筆者】かめたーとる
【プロフィール】
ADHD当事者。大学でのキャリア教育や就職活動支援、企業での障害者雇用の研修講師を務める。

 

就活に臨まれる発達障害のある方へ。
『📗 これから始める就活対策~就活準備編~』と題し、5回に渡って書いていきます。

第3回目は「就職活動ではどのような試験が行われるのか」です。
発達障害のある方はもちろん、そうでない方にとっての就活対策のヒントになれば嬉しく思います。

📗 これから始める就活対策~就活準備編~
▶ 働く目的を考える
▶ 就職活動での目標を設定する
▶ 就職活動ではどのような試験が行われるのか
▶ 自己分析のススメ
▶ 長所・エピソードの見つけ方

自分の就職活動で実施されやすい試験を把握しておこう

就職活動で必要とされる準備は、どのような就職活動をするのかによって異なります。
試験として出題される頻度を以下の表にまとめました。

自分の就職活動で実施される割合が高い試験から、優先的に準備をしておきましょう。

ただし、◯の試験だからと言って確実に実施されるわけはないですし、×の試験だからと言って、実施されないわけではありません。

就職活動で行われる試験一覧表

  一般雇用 障害者雇用
新卒 既卒・転職
履歴書
エントリーシート × ×
職務経歴書 × ○※1
筆記試験 ×
グループ
ディスカッション
× ×
集団面接
個人面接 ○※2

◯・・・高い確率で実施される試験
△・・・実施されることもある試験
×・・・実施されることは少ない

※1 職務経験のある方のみ
※2 実習前の面談という形で実施されることが多い。

 

【かめたーとる】
ADHD(注意・欠陥多動性障害)の診断を受けた当事者。大学卒業後、金融機関を経てベンチャー企業に出向。そこで不適応を起こして逃げるようにフリーランスに。小・中学生対象の塾講師を経て、現在は様々な大学でキャリア教育、就職活動支援の講師をメインに仕事行なっている。特性上、数々の失敗体験、不適応体験を持つ。発達障害者の就労、ADHDの特性の記事などを担当するはずが、思いつくままに記事を書いている。

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