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面接対策(5)~NG編~

面接の際、面接官の評価が大きく下がるポイントがいくつかあります。
気にせず放った一言で面接官に「ないな~」と思われる、地雷のようなポイントです。

ただ、知らぬ間に地雷を踏んでしまいがちなのが、我ら発達障害当事者だったりしますよね。
(注:著者はたくさん地雷を踏んできました)

「それがダメって知らなかった」ということがないように、面接で踏みやすい地雷(=NG事項)をシーンに分けて解説したいと思います。
面接対策(3)<→link>や面接対策(4)<→link>と重なる点もありますので、そちらも確認しながらお読みください。

面接 NGポイント

■ビジネスマナー
ビジネスマナー全般は、できないとNGな事項が多々あります。
これは別途記事にする予定です。

■コミュニケーション
(1)質問内容と違う答えを言う
面接官がした質問に答えず、自分の言いたいこと・準備したことを
一方的に伝える方がいます。
面接官からは適切なコミュニケーションを取れないと判断されます。
あくまで面接官が質問した内容に素直に答えましょう。

■自己PR
(1)エピソードの盛り過ぎ
自分のエピソードをつい大げさに表現する方が時々見られます。
(時にはウソになる方もいます)
基本的に事実と異なることを伝えることはオススメしません。
まずは、バレやすいからです。エピソードを深く質問されるとボロが出るパターンが多いです。

また、万一エピソードを大げさに伝えて入社できたとしても問題です。
大げさな内容のことが「できる」と判断され、過大な仕事が割り振られるでしょう。
しかし、実際はできないのであれば企業も本人も不幸になります。

■志望動機
(1)なぜその企業なのか分からない
志望動機は「なぜその企業ではないといけないのか」を伝える必要があります。
他社でも通用するような理由を書くと、熱意・やる気が低いように見えます。
自分が「その企業で」働きたい理由を明確に記載しましょう。

(2)主体的な理由になっていない
「家から近い」「給料がいい」「他者から紹介された」などの志望動機もよく
見られます。
これらは、仕事に自ら積極的に取り組もうという主体性に欠けるように見えます。
「家から近い」「給料がいい」などの待遇面を志望動機にすると、
より待遇がいい企業があれば転職するのでは、と思われる可能性があります。

また「他者から紹介された」という志望動機では、自ら仕事を行うというやる気が低いように感じられます。
自らの意思で主体的にその企業を選んだと思われる志望動機にしましょう。

■逆質問
面接で「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。
これは、応募者の方に会社をよく知ってもらいたいという意味で行われます。
と、同時にどんな質問をするかで、応募者の熱意・企業への興味・価値観などが分かります。
ここで多くのNGポイントがあります。

(1)質問しない
質問をしないことは、面接官からすると「志望度が低いから質問がない」と
判断されがちです。
面接前に、質問を3個ほど準備しておきましょう。

(2)質問しすぎる
面接では1人あたりの面接時間が決まっています。大量の質問をすることは、
面接官の、面接時間・その後の予定の時間を奪うことに繋がります。
そのため、質問をしすぎることは状況判断能力が弱いと判断されます。
面接官の方への質問は1~2個にしましょう。

(3)調べてわかる質問をする
HPなどで調べてすぐにわかることを質問する方もいます。
(例:事業内容・企業理念・会社規模など)
調べてすぐにわかることを質問することは、企業研究をしていませんと自分から
伝えることと同じです。

(4)待遇に関する質問をする
仕事での待遇(給与・福利厚生・残業・勤務地など)は働く上で非常に重要な
事柄です。質問したくなる気持ちもよく分かります。
ただ、待遇に関する質問ばかりすると、仕事に対する意欲が弱いと見なされて
悪い評価につながります。

待遇についての質問は自分にとって本当に重要な事項のみに絞りましょう。
※障害に対する配慮は、仕事に直接関わる部分です。こちらは積極的に質問して
問題ありません。

■その他
(1)(転職者のみ)前職の悪口を言う
転職者の場合、「前職を辞めた理由」「転職理由」をよく聞かれます。
必要な配慮が得られなかった、上司のやり方に納得できなかったなど、
前職に対してネガティブな感情を持っているかもしれません。
しかし、前職の悪口を言うのは厳禁です。面接官は前職の現場を見ていないので、
その悪口が適切かは判断できません。
むしろ、前職の悪口を言う人は、入社後に社内で悪口を言うのではないかと心配されます。

「前職を辞めた理由」はできるだけ前向きな理由にすることが望ましいです。
障害をオープンにする場合、「障害の関係でどうしても就労が難しくなった」と
伝えることはOKです。必要な配慮を得ることにつながります。
NG行為を特に意識せずにやってしまうと、それだけで面接で落ちてしまう可能性があります。
今回記したようなことをしていないか、振り返っておきましょう。

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かめたーとる

かめたーとる かめたーとる ADHD(注意・欠陥多動性障害)の診断を受けた当事者。大学卒業後、金融機関を経てベンチャー企業に出向。そこで不適応を起こして逃げるようにフリーランスに。小・中学生対象の塾講師を経て、現在は様々な大学でキャリア教育、就職活動支援の講師をメインに仕事行なっている。特性上、数々の失敗体験、不適応体験を持つ。発達障害者の就労、ADHDの特性の記事などを担当するはずが、思いつくままに記事を書いている。