New子供に凸凹・発達障害があったら

私には3歳の娘がいる。詳細は書かないが、軽度の凸凹がある。
保育園の先生からも指摘があった。発達検査を受けることになっていきそうだ。

発達障害には遺伝する確率があるということは分かっていた。しかし、いざそのような指摘があると、ショックな部分もあった。

ということで、自分の子供が発達障害だったら、ということについて書いていきたい。
なお、今回はいつも以上に強調しておく。これは完全に私見です。

社会で大活躍している、発達障害のある方の共通点とは

いきなり話が変わるが、私には発達障害があり、発達障害のある方と会う機会が多い。また、周囲からは気付かれていなくても、発達障害傾向を示す方がつい気になってしまう。

すると、発達障害があって大活躍している方について、自分なりの共通点が見つかった。
なお、大活躍というのは社会適応できているレベルではなく、社会にインパクトを与えるレベルだ。

発達障害があって大活躍している方は、自分の好きで得意なことを追求している。そして、苦手なこと、できないことをあまり気にしていない。

例えば、ある企業の経営者(ADHDの診断あり)の話だが、メールを送っても返ってこないのは当たり前だった。私は約束をすっぽかされたこともある。約束の時間に会社に行ったら、私との約束を忘れて東北に出張に行っていた。私だけでなく複数の方が同じような被害に遭っていた。が、本人は気にしていなかった。
パソコンをなくしたことも何度かあるらしい。が、本人は気にしていなかった。

その方は、メイン事業に関しては自分の好き・得意を活かし天才的な力を発揮していた。また、その方の持つビジョン、魅力に惹かれ、常に周囲に多くの人がいる。

このように、好きで得意なことを追求し、できないことに気にしないこと、もっというと「長所を伸ばし、短所を気にしない」が、発達障害のある大活躍している方の特徴だと思う。
そして、そんなことができるのは、その方々の 「自己肯定感」 が高いからだと思う。

自己肯定感が高いと得意なことに自然と取り組むようになり、長所が伸びやすい

「自己肯定感」について書き出すと、それだけでブログの記事が5本くらい書けそうだ。また、このあたりをしっかりと勉強されている方にはお叱りを受ける覚悟で書いていく。

ざっくり言うと「自己肯定感」とは、自分に価値があると感じられること、自分の存在を肯定的に感じられることだ。

この自己肯定感が高いと、ありのままの自分を受け入れることができる。すると、自分の得意や好きといったことに自然と取り組むようになる。結果的に、長所を伸ばしやすい。
一方、自己肯定感が低いと、ありのままの自分を受け入れることができない。そこで長所を伸ばすよりは短所を治そうすることに力を使いがちだ。

発達障害のある方の場合、短所を治そうとしても、脳のレベルの障害なので十分に治すことができない。
自己肯定感の低い発達障害のある方は、短所を治そうとしても治らない。その上、短所を治すために相当な力を注ぎ込み、長所を伸ばす方に力が働かない。こんな悪循環が発生する。

私は自己肯定感の低い発達障害当事者で、32歳になるまで自分のミスの多さ・納期の守れなさを改善しようと、大きな力を注いできた。しかし、相当な努力をしてもミスは多いし、納期も守れない。評価も低いままだった。
短所を治すことをあきらめて、好きで得意なことである講師業に力を注ぐことにした。ミスは多いし、納期も守れない。でも、講師業での成長によって、評価は以前より上がった。短所を治すために今までしてきた努力はなんだったんだろうと感じた。

このように、発達障害のある方にとって「自己肯定感」は大人になってから社会適応するためにとても重要だと思う。そしてその自己肯定感は子供時代に育まれる。特に親は、子供の自己肯定感に大きな影響を与える。

発達障害傾向のある子供を持つ方へ。子供の「自己肯定感」を高める関わり方をしよう

はー、ようやく本題に入れた。
だから、自分の子供が発達障害のある方、発達障害の疑いのある方、お子様の将来の社会適応を考えるのであれば、自己肯定感を上げる行動を取ることを目指すことが大切だと思う。
具体的には、どうやればいいのか。一つは好きなことをしっかりとさせてあげること。
そしてもう一つは、できないことを責めないこと。あまりに片付けができないからといって、片付けができるまで延々と叱り続けたら、どんどん自信をなくしていきますわな。

もっとも、ある程度好きにさせると言っても、私も親だから分かりますが、実生活では難しいですよね。あまりに好き勝手させると、わがままに育つように感じますし。いくら好きなことをしっかりさせてあげると言っても、ご飯は食べさせないといけないし、寝かさないといけないし。凸凹があるから、当たり前のことができませんし。幼稚園・保育園・学校に適応させないといけないという焦りもありますし。

しかし無理に当たり前のことをやらせようとして、無理に適応させようとして、子供に無理強いさせることは、将来にわたって子供に大きなダメージを与えることになると思うのだ。
子供に発達障害があるのであれば、自己肯定感をより高める関わりをするように努力することが、長期的に見ていいのだろうなと感じる。

最後に、これを読んだ発達障害当事者の方で、「あ、私は自己肯定感低いや」と思った方。自己肯定感は子供時代が大きな影響を与えますが、大人になってからも高めることはできます。
子供時代のことに縛られて、誰かのせいにするのはバカらしいと個人的に思っています。自己肯定感を高める方法はインターネット上にたくさんありますので、自分に合うものを見つけてチャレンジしていくと、驚くほど生きるのが楽になることもあります(体験談)

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かめたーとる

【かめたーとる】
ADHD(注意・欠陥多動性障害)の診断を受けた当事者。大学卒業後、金融機関を経てベンチャー企業に出向。そこで不適応を起こして逃げるようにフリーランスに。小・中学生対象の塾講師を経て、現在は様々な大学でキャリア教育、就職活動支援の講師をメインに仕事を行なっている。特性上、数々の失敗体験、不適応体験を持つ。発達障害者の就労、ADHDの特性の記事などを担当するはずが、思いつくままに記事を書いている。

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