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あきらめない チャレンジし続ける

🔽 就職者プロフィール

先輩J

  • 名前:先輩Jさん
  • 年齢:20代
  • 勤務時間:月~金(8:00~17:00)
  • 仕事概要:事務
  • 雇用体系:嘱託職員
  • 障害種別:発達障害

私の「はたらく」

"「腕をあげている」という実感がある"

私は大阪の会社で職員の勤怠管理をする「勤労課」に所属し、事務をしています。社員の残業記録のデータ化や報告作成、伝票記票、レンタカーカードの貸し出しなどが主な仕事です。その中でも、伝票記票が得意で、好きな仕事でもあります。前職でも経理課で同じような仕事をしていたのですが、今は仕事の効率を上げるため、ショートカットキーを勉強したり、アドバイスをすぐ取り入れたりしています。実務に直結している勉強は、「腕をあげているな」という実感があって楽しいですね。経験を積むごとにどんどんレベルアップしているのがわかります。逆に苦手なことは、指示の意図を読み取ること。指示が変わった際、私の理解力が足りないのか、行間を読まずに安直に受け取ってしまってミスが多くなることがあります。

<ある日のJさん>

06:00
朝の支度・朝食
08:00
朝礼・ラジオ体操・午前の仕事
12:00
お昼休み
13:00
午後の仕事
17:00
終業・帰宅(徒歩)
18:30
夕食
19:00
趣味の時間
23:00
就寝

今の会社へはエンカレッジから参加した職場実習を経て就職となりました。前職の経験が活かせる上、自宅から近いと私の希望にぴったりだったので実習にチャレンジしました。実際に仕事をしてみて、仕事内容も自分にあっていると感じましたし、職場の和気あいあいとした雰囲気も居心地がよかったです。社員同士がニックネームで呼び合うアットホームな会社で、仕事もみなさんがサポートしてくださいます。私の課には保健室があり、保健師の方が業務のことも相談にのってくれます。例えば、癖が強すぎて読めない字の確認。そういった小さなことでも気になるので、困ったときに質問ができると私も働きやすいです。また働き出してから、やはり体が大事だと気付きました。以前はダイエットのためにカロリー控えめな食事をしていましたが、最近ではほどよく栄養をとるようにしています。あとは、仕事からの帰りは徒歩にしています。自宅まで1時間20分程度なので、いい運動になっていますね。体調不良だと口内炎もできやすいですし、自分で予防できることはしていこうと思っています。

働くために必要なこと

"とにかくチャレンジ"

あきらめずに、とにかくチャレンジすることです。チャレンジすれば、可能性が広がっていきます。私自身チャレンジすることで経験が積み重なり、レベルアップしている実感しています。時には難しい仕事に遭遇し、あきらめそうになることもあります。失敗して投げ出して、くじけそうになったこともあります。そんなときのネガティブな気持ちは、私の場合は時間が解決してくれます。ネガティブなことも言いますが、本質的にはポジティブな人間のようで、吐き出すことでストレスを解消しているのかもしれません。

今に至るまでの道のりとこれから

"自分に合った会社で再就職"

  1. 学校から職場実習
  2. 就職
  3. 退職
  4. 障害者就業・生活支援センター
  5. 就労移行支援事業所エンカレッジ大阪
  6. 職場実習
  7. 就職

学生時代から障害者雇用枠での就職を目指していました。仕事や環境に配慮が得られて、私自身働きやすくなると思ったからです。小さいころに療育手帳を取得し、2年程前に精神障害者保健福祉手帳2級を取得しました。学校から実習に行った中の1社で採用され、3年間経理課で事務をしていましたが、思い出は苦いものです。最初の頃はやる気もあって、頑張っていたんです。でも仕事が少なくて徐々に怠け癖がついていきました。このままでは自分がダメになってしまうと感じ、退職を決意しました。

その後、地元の障害者就業・生活支援センターへ行き、週1回程度の職業講座に3ヶ月間参加し、履歴書の書き方やビジネスマナーなど学びました。

母の勧めもあり、2015年6月からエンカレッジ大阪の利用を開始しました。エンカレッジではアニメなど趣味が合う利用者さんもいました。月に1回の課外活動(ソーシャルクラブ)では、計画がくるったり、失敗することも多々ありましたが、みんなで過ごすことが楽しかったです。就職活動では、履歴書の作成でかなり苦戦しました。字が汚い、行間が整っていないなど少しでも気に食わないところがあればすぐシュレッダーにかけて、何度も書き直しました。パソコンで作成することも考えましたが、最後まであきらめずに手書きで完成させました。面接会にも挑戦して全部で6社受けましたが、選考に進むことができませんでした。経験不足を痛感しましたね。2016年2月に2週間の職場実習にも参加しました。その企業のつながりで、3月に今の会社へ2週間の実習に行くことができました。実習後、面接を1回して、3月中に就職が決まりました。就職が決まったとエンカレッジのスタッフから聞いたときは、実に嬉しかったです。「ようやく職を勝ち取った!」という想いでした。支えてくださった家族・利用者さん・スタッフなど、みなさんには本当に感謝しています。

将来の夢や目標

"仕事もプライベートも充実に"

今している仕事以外にもできることを開拓して、長く働きたいと思っています。転勤で一人暮らしなんかもチャンスがあればしてみたいです。今後、社会は少子高齢化。将来に備えて、しっかり仕事をして稼いでいきたいです。贅沢な買い物もしたくなりますが、乱発しないように自制していきます。プライベートでは恋人がほしいです。が、これはなかなか進まない。ハードルは高いですね……。

就職活動に取り組むみなさまへ

古代中国諸子百家(学者)の一人、法家の韓非子の言葉に「本当に優れた人物は物事のわずかな変化や違和感を見逃さない」という言葉があります。就職活動でも法律や求人情報、面接官の表情などたくさんの変化があります。そういう「情報」を見逃さないように意識して、就職活動を頑張ってください。

発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ

エンカレッジ

発達障害のある方に特化した就労移行支援事業所エンカレッジは、あなたの強みを活かした就職を徹底サポートします。
大阪(本町、心斎橋、天満橋)・京都(京都駅、京都三条)の5拠点で説明会の申込み・相談を随時受け付けておりますので、まずはお気軽にご参加ください。
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