エンカレッジ京都の紹介

はじめまして。この度「就労移行の日々 エンカレッジ京都」のブログ担当となりましたエンカレッジ京都一利用者「イチ」です。
今回は初回という事もあり、私の現在の所属であるエンカレッジ京都について語らせていただきます。

就労移行支援事業所エンカレッジ京都の住所は「京都府京都市下京区七条通新町東入ル 西境町149  サザン京都駅前ビル7F」となります。これだけ見てもこのあたりになじみのある方や地図を見ることが好きな方しか場所がわかりませんが、大体「東本願寺の南側にある」と考えていただけるとわかりやすいです。ちなみに、本願寺は西と東に分かれているため東本願寺のことを「お東さん」とも呼びます。

お東さん

北の窓から東本願寺を望む。たまに鐘の音が聴こえてきます。

さて、そんなお東さんの傍で何をしているのかと言うと、就労に向けてのトレーニングとなります(そのまんま)。
これだけだと「何しているのか全然わからない!」というご意見が飛んでくるので、実際に行っているトレーニングを私の感想交えて紹介したいと思います。

①オフィスワーク
「実際のオフィスで働いている」という想定の元、個々人がその日決められた課題に取り組む、「オフィスで働く練習」。
スタッフを上司に見立てての報連相や、決められた時間内で一つの課題を完成させるといった「実際に働くとはこういうことだ」という大まかな雰囲気を掴むことができます。
またこの時間には職業訓練の一環として、実際の事務作業に近い作業や単純ながらも手先の器用さを求められる作業を行っており、自分の事務作業のスピードや手先の器用さを理解していくことが出来るようになっています。

②ビジネスマナー講座
知っているようで意外と知らない、社会人としての基本マナーを学ぶ講座。
実際の面接対策から職場での過ごし方、名刺交換の方法、更にはビジネスマンとしてふさわしい身だしなみや敬語の正しい使い方までしっかり、学びます。
ここで教わったことはエンカレッジ内で日々過ごす中でも実践するため、言葉遣いや身だしなみ等は早い段階で身につけられるかと思われます。というより苦手な方はスタッフが管理表まで準備してしっかり見てくださるため、自ずと身についていきます。

③自己理解講座
いわゆる就活で必要とされる「自己分析」だけではなく、自分自身の「発達障害者」としての特性を理解するための講座。
発達障害と一口に言っても、そのあり方は千差万別。同じ診断名でも人と関わることが苦痛な人から、むしろ大好きという人まで様々。そんな自分の特性を知ることで自分は何が得意で何が苦手なのか、ひいては就労においてどのような配慮が必要なのかを知ることができます。講座だけでなく認知療法に近いことも行うため、単に本を読む、テレビを見るだけより「実際に動く」ことからかなり解りやすいです。

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講座だけでは不足、と言う方のために各種書籍も用意してあります。

④企業研究
いわゆる「企業研究」のやり方だけでなく、実際に障害者雇用を行っている又は考えておられる企業の方を呼んでお話をしていただいたり求人票の見方を学んだりと幅広く「企業について研究する」講座。
企業の方の生の声が聞ける貴重な機会でもあり、またそれまで企業研究をよく分からないまま進めていた人にとってはやり方をしっかりと学べるいい機会でもあります。実際私はこれで企業研究の進め方を学びました。

⑤実習
企業の中で実際に働く経験を積む職場実習。
その実態は上記を含む数々のトレーニングをこなし、エンカレッジのスタッフから「これなら大丈夫!」「もっとこんな経験を積んでほしい!」と選ばれた者たちに下される就労に向けてのミッションと呼んでも過言ではありません。
エンカレッジ内の訓練だけでは判らない「職場の空気」というものを体感し、企業で働くとはこういうことだ、というのをその身でとくと味わう。普通に就活しているだけではほぼ出来ない貴重な経験です。

他にも履歴書の準備を始めとする就活に向けての準備を行う「レディータイム」、利用者同士でグループ(not仲良し)を組み一つの課題に取り組む「グループワーク」、健康的なストレスの解消法を学ぶ「Reフレッシュタイム」、月に1回あらかじめ立てておいた計画に従ってグループで各地に社会実習へ出かける「ソーシャルクラブ」といったプログラムがあります。
レディータイム以外はグループでの意見のまとめ方、ストレスへの対策、社会での集団行動を学ぶという目的があります。遊びっぽく見えるけど遊びじゃなんいです。訓練なんです。

以上、一通りエンカレッジ京都で行われているプログラムを紹介してみました。
今後は実際にプログラムをこなしていく中でどのような日々を過ごしているのか、を記事にしていく予定です。

それでは。