エンカレッジから行く実習

おはようございます。エンカレッジ京都「イチ」です。
先日実習が終わりましてこの記事を書いております。実際の職場にて気を引き締めて業務に励んでいたのも今は昔。エンカレッジ京都に戻ってからは実際の職場との違いからつい気が緩みがちになってしまっています。

今回は、気を引き締めて挑んだ実習について述べさせていただきます。

実習とは、正式名称を「職場実習(インターンシップ)」といいます。
実際の企業様の職場で社員の方々と一緒に「働く」体験をするというものです。就労移行支援所を通じて障害者雇用で就活する場合この実習に参加することが多くなります。
なぜなら、支援所内で訓練を積むだけでは得られない「実際の職場の雰囲気」というものを掴むのに最適だからです。いくら訓練を積んだとしても、就労移行支援所はあくまで支援所。実際の職場とはちがいます。実習を行い実際の職場の環境を知ることで、実際に自分が働いている様子を想像しやすくなります。

実習の内容は、受入れ先となる企業様によってさまざまです。
大きく事務作業と軽作業に分かれるのですが、企業様の業態や実習を行う部署、実習に向かう利用者の特性によって変わってきます。

パソコンの仕事
ひたすらパソコンとにらめっこしてデータ入力を行う実習もあれば、

ラインでの仕事
あるときは工場での製品検品作業、

清掃の仕事
またあるときは建物の清掃作業とさまざまです。

ちなみに私は前回の実習で、パソコンでのデータ入力を行っていました。

人によって向き不向きはありますが、実習を通じて自身の得意不得意を知るのもまた、実習を行うことの意義であります。何が得意で何が苦手かを知ることができれば、「今後の就職に向けて自分が何に取り組むべきなのか」「自分の何をアピールできるのか」が具体的に見えてきます。

一方で働くチカラWEBでも紹介されていますが、障害者雇用での就活において、企業での実習はそこから採用に結びつく機会でもあります。実際にエンカレッジ京都からも実習から採用に至った方が複数名いらっしゃいます。

「じゃあ採用に結びつくよう実習で努力するべきなのでは?」という意見もあるでしょう。
しかし私の実体験からすると、そう考えて実習に挑むと「そうしなければ」と意識しすぎて本来のパフォーマンスが発揮できなくなる、実習中緊張のし通しとなってしまい、終わった後に緊張がほぐれたことでドッと疲れが出て体調を崩したりする可能性が高くなってしまいました。

具体的に言うと私は疲れやすいので業務の合間に小休憩を取る必要があったのに、それが頭からすっぽ抜けて小休憩を取るのを忘れてしまいました。
そのため、これから実習に行かれる方はそういったことは考えずまずは目の前の仕事を真面目にきちんとこなすことを考えることをお奨めします。

経験則ですが、実習を行う中で評価ポイントとなっていたのは「仕事がきちんとできるかどうか」でした。
一つ一つ仕事をこなすことが「ちゃんと仕事ができる」という評価につながることが多かったです。一方で仕事の完成度だけではなく、業務中の態度やマナーも大切です。きちんと意識して行動することで「真面目」という評価をいただくことが多かったです。なお、仕事を完了させる速さは、あくまで私の経験則ですが、あまりにも遅いといったものでなければ評価に関係しませんでした。

「でもそれだけじゃ評価されるか不安」という方には、挨拶をしっかりするということをお奨めします。たかが挨拶、と思われるかもしれませんがされど挨拶。
職場へ入る際に「おはようございます」、退勤する際に「お疲れ様でした」、何かしていただいたのなら「ありがとうございます」、こちらから一声かける前に「失礼いたします」。こうした挨拶をちゃんとするだけでも周囲からの評価はかわってきます。大声でなくてもはっきりと聞こえる声で言えるとなおよかったです。

挨拶に関しては実習でいきなりやろう、としても難しいので、就労移行支援所等で日常的に実践しておくのがいいと思います。日常の動作として身に着けておくことにより、実習先でも自然と挨拶ができるようになります。

以上、個人的な経験則に基づいたものですが、実習では「目の前の仕事を真面目にきちんとこなす」「挨拶をしっかりする」というこの2点が特に大切です。
あまり気負いすぎず、それでいて実習させていただけることへの感謝を忘れずに。今の自分が実際の職場でどれだけのパフォーマンスを発揮できるかを見ることを目的に、目の前にある仕事一つ一つに対しきちんと向き合って、実習に取り組んでみるのはいかがでしょうか。

それでは、今回はこのあたりで。

(イラスト引用元:「無料イラスト かわいいフリー素材集 いらすとや」http://www.irasutoya.com/)