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色のイメージで憶えられた!私なりの工夫

はじめまして、エンカレッジ京都利用者の「はな」です。
エンカレッジ京都に入所して4ヶ月が経ちました。

「人の顔が覚えられない……」そんな悩みに寄り添ってくれた

就労移行の日々 人の名前が覚えられない

私は人の顔を覚えることが難しいので、これまでは服装や声などで個人を識別していました。
学生の頃は座席表を見ながら個人の特徴を覚えていたのですが、エンカレッジには特定の座席はなく利用者もスタッフも全員スーツ姿なので、「これでは覚えられない。どうしよう…」と不安になりました。
しかし事前に相談していたので、入所してすぐに頂いたスタッフの座席表を見ながら、まずはスタッフの名前を覚えることにしました。

最初はどうしてもわからず名前をよく呼び間違えていたのですが、私が近くにいくと名札を見やすいようにこちらに向けて下さったり、呼び間違えても「大丈夫ですよ。僕の名前は○○です。」と何度も名前を教えて下さいました。

自分なりの工夫と努力を重ね、徐々に名前が呼べるように

就労移行の日々 自分なりの工夫を見つけよう

自分でも何かできることはないかと思い、名前を呼び間違えてしまったときやお昼休憩でスタッフが座席にいるときに特徴を確認して、座席表に特徴やそのスタッフとの出来事を書き込んでいくようにしました。
例えば、Aさんはオリエンテーションをして下さった人でイメージカラーは黒。Bさんは眼鏡をかけていてイメージカラーは緑、雰囲気や仕草がリスに似ている。スタッフ一人ひとりに私がつけたイメージや出来事を座席表に書き込みました。
そうすることで名前が分からなくても、「この人はリスみたいな雰囲気だからBさんだ」と個人を識別できるようになりました。このようにして徐々にスタッフの名前を覚えました。

今でもたまに間違えることはありますが、意識しなくても名前を呼べるようになりました。
スタッフの座席表を頂いたり何度呼び間違えても根気強く教えて下さったことと、私なりの工夫(座席表に特徴を書き込む)でこんなに早く覚えられたのだと思います。

自分の「苦手」を受け入れ、対処法を考えることの大切さ

将来就職をしたときに人の顔を覚えられないという苦手があると、上司や同僚がわからず話しかけられないためコミュニケーションが取れず仕事に支障をきたしてしまうと思います。
それに対して、私ができる工夫は座席表を作り特徴などを書き込むことや自己紹介のときに「私は顔を覚えることがとても苦手で、名前を何度もお聞きしてしまうと思います。出来るだけ早く覚えられるように頑張りますが、最初の1ヶ月は名前を教えて下さると助かります。」と事前に伝えることだと思います。

人の顔を覚えることが苦手な私にとって、就職して新しい環境になることはとても不安なことです。
しかしエンカレッジで工夫すれば早く名前を呼ぶことができるようになり自信が少しついたので、今は就職して新しい環境になってもやっていけるのではないかと思います。

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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