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自分を知るということ

エンカレッジ大阪の御堂筋ライダーと申します。
真冬の寒い季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。

エンカレッジの「自己理解講座」について

さて、皆さんは、自分のことを良く知っていますか。
就職活動にあたっては、履歴書などで長所や短所、職業スキルなどを書くので、自分のことを理解する必要がありますよね。
エンカレッジでは自分のことを知るための自己理解講座があります。

自己理解講座では、発達障害の特性や、自分の行動パターンを知るため、動画で学んだり、ワークシートに自分の行動や思考を書き出したり、グループワークで他の利用者と比較したりしています。発達障害の特性は、人によって表れ方が違うので、このような情報を基にして自己分析していきます。

私は「思い立ったことをすぐに口に出す、または行動してしまう」というせっかちな面があります。これだけだと一見マイナスに捉えられがちですが、これを「思い立ったらすぐ行動できる」という強みとして捉え直すこともできると思います。
とはいえ、私は優柔不断でもあり、迷うときはとことん迷ってしまい、決断力を欠いていると思われているかもしれません。ただ、それも視点を変えれば、慎重な人ともいえるのでしょう。
こういう見方を変えて短所を長所にする「リフレーミング」も自己理解あってのものなのかな、と考えます。

相手を知ることでも、自己理解は深まっていく

他人との価値観の違いを知るのも、自分がどういう人なのかということを知るのに役立ちます。
そのためには、相手を尊重しつつ、自己開示を交えて話すことが大事かなと私は思います。私自身、普通に雑談していても、他人との価値観の違いは感じます。話し込む中で、自分の知らない部分を他人に指摘されたり、逆に相手が知らないであろう部分を話したりすることで、自己理解を深めていくことができます。

エンカレッジ大阪では自己理解の取り組みとして、12月に自分以外の利用者を紹介する「他己紹介」の連続グループワークを行いました。そして、作成した資料を基に、他の利用者やご家族様の前で利用者の紹介を発表しました。紹介するに当たってはマインドマップを活用し、インタビューから得られた回答を反映しつつ、リフレーミングもして、良い面を見つける紹介を心がけました。
私自身、実際に発表してみて、紹介する人のいろいろな面を引き出せたような気がします。逆に紹介されてみて、私自身が今まで気づかなかったことも結局は私の一部なんだなぁと再確認できました。

自分の行動の特質や価値観を知ることが、自己理解、そして就職への第一歩なのです。

発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ

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