職場実習 傾向と対策(某社の場合)

はじめまして。
りんしょく銭子さんに続き、「就労移行の日々 エンカレッジ京都三条版」を担当いたします、桑々(くわくわ)と申します。
今回は、先日私が行った実習についてお送りします。

エンカレッジ京都版の記事でも説明がありますので、エンカレッジ内での「実習」の詳しい説明は省きます。

≫実習前の話
エンカレッジ京都三条が開所してから約半年。
開所当初に入所した方々が、実習先の企業を調べたり、実習先の企業へ訪問されたりと、現在着々と実習の準備をされています。私はその中から先陣を切るような形で、突然実習が決まりました。
3月中旬にスタッフから「今度実習するかも」と言われた翌週に実習へ行くことが決まり、その翌週、私の担当スタッフと一緒に企業へ挨拶に向かい、その場で4月の2週目からの1週間~2週間の実習があれよあれよという間に決まったのでした。おかしい。3月の初めには、京都三条の人が実習に行くだろうという話を私は他人事のように聞いていたはずなのに……。

≫実習内容
さて。肝心の実習内容についてなのですが、「どの会社のどの部署でどんなことをしました」、というのは、企業秘密にも関わってきますので、あまりここに書くことはできません。反対にいうと、人によりますが、ここには書けないような重要な業務も実習で任せて頂けることもあるということです。

とりあえずスタッフから掲載許可を頂けた、私が任された業務の一部についてご紹介したいと思います。

● 郵便物回収
会社のメールセンターに来た郵便物を回収・仕分けし、配達する仕事。詳しいやり方は企業によって異なると思われる。私の場合は階段の上り下りも含めてなかなかの長時間の業務を1日に数度任され、日頃の運動不足が祟り、大変しんどかった。

● ファイリング
書類を番号順に並べる仕事。自分なりの工夫を考えないと書類がぐちゃぐちゃになったり、時間が想像以上にかかったりする。

● シュレッダー業務
無心で紙をシュレッダーに入れる仕事。シュレッダーは大変高価かつ繊細な機械なので、紙をシュレッダーにかけるときにいろんな約束事があることが多く、要注意。

● Excelへの入力
ファイリングした書類の有無の記入、リスト作成、経費計算など様々。Excelは基礎的なレベル(SUM関数程度)で大丈夫だった。

● 英文和訳
役所に提出するための書類のフォーマットの和訳、といっても私が和訳したものを上司が参考にする程度もの。ネット辞書利用可。留学経験やTOEICの点数から任されたと思われる。

私が実習に伺った企業では、実習生にいろんな仕事を任せるようにしていると聞きました。また他の企業での実習だと1つの業務にずっと集中していることもあるようです。
このようにオフィスワークといっても企業ごとに任される仕事が違うため、これがいろんな企業へ実習に行くよう勧められる理由の1つでもあります。

では次は、実習の中で私が困ったことや大変だったことについてあげたいと思います。

≫実習の天敵!?
● フルタイム勤務VS体力
エンカレッジでは9時半~15時の、5時間半(休憩含む)、私が伺った企業では8時間(休憩含)。加えて場合によっては普段使わない交通機関を利用します。とっても疲れます。
<対策>勤務中も適度に力を抜くこと、お風呂でマッサージをするなど家でリラックスしたり、普段徒歩のところを自転車や交通機関を利用して時間を短縮したり、早めに寝たり、自炊にこだわらず宅配やお惣菜で済ませるなど家事も時々手を抜くことを心がけました。

● 勤務中のリラックス方法
長時間ずっと集中力を保って仕事をすることはできません。できたとしても仕事を終えた後どっと疲労感が襲ってきます。ということで、自分で休憩を入れるべきときを判断してちょこちょこ休憩をとり、リラックスをした方がいいのですが、実習初日、私はどうリラックスすればいいのかわからず、固まってしまいました。
<対策>ストレッチ。とにかくストレッチ。特に肩とふくらはぎの凝りが尋常じゃなかったので、上司に一応許可をもらって立ち上がってアキレス腱を伸ばしたりもしました。

● 昼食後の休憩時間にすることがない
ない!
<対策>とにかくストレッチ。他にはお手洗いにいって、髪を整えたり香りの出る汗ふきシートを使っていました。他の社員の方はスマホでゲームをしていましたが、私にはそんな勇気はなかったです。上司からは散歩を推奨されましたが時間までに戻れる自信がなかったのでやめておきました。

● 社員とのコミュニケーション
明朗な声かつ笑顔で挨拶できる能力。はっきりと謝罪と感謝の言葉を述べられる能力。社員の方同士が雑談している中に気兼ねなく入っていく能力。仕事をしている人同士で、立場も上の方に絶妙なタイミングで雑談を振る能力。担当の方以外の人に気負いなく質問するなど話しかけられる能力。
挨拶等はエンカレッジで練習し、実習で実行することができますが、雑談がなかなか難しいのです。
<対策>流石に仕事中に話題を振るというのは最後までどうしてもできませんでしたが、昼食中は同じ部署の方に話を振るように心がけました。ただ、同じ部署の人の名前を知らなければ、話したくても話せません。ですので実習初日、どこに誰が座っているかを紙に描き、机の引き出しにしまっておくといいと思います。私の場合は隣の席の社員さんがこっそり座席図を渡して下さりました。優しい……。

≫おわりに
今回エンカレッジを利用しようか考えている方、そして現在エンカレッジを利用されている方向けに書いてみたのですが、如何でしたでしょうか。何か1つでも、少しでも、皆様のお役に立てられたなら幸いです。