一般就職と障害者雇用の選択

 私は発達障害当事者ですが、エンカレッジを他の利用者様方とは少し異なった使い方をしています。3回生の冬から「とりあえず就職活動はやってみよう」と思い自分なりに取り組んできましたが、やはり不安は大きく、このままではつぶれてしまうと感じたため4回生でエンカレッジの利用を決めました。

 そして、利用を決めたほぼ同時期に、一般雇用で受けていた企業から内定をいただきました。しかし、それでもまだ就職に対しての不安は消えず。発達障害当事者である自分が一般雇用で上手く働いて行けるのか、自分を理解してもらえる企業をエンカレッジで新たに発見する方が良いのではないのかという葛藤もあり、そのまま継続して利用することにしました。

就職活動中の変化と気付き

 エンカレッジでの面談の他に、家族や大学の進路センター、主治医と相談し、どのような方向で就職活動を継続するべきなのか、模索し、悩む毎日がしばらく続きました。

 しかし、エンカレッジの利用を継続して行うにつれて、自分の「不安」が「自信」へと変わっていくことに気付きました。自分の発達障害の特性を一から見直し、働くことが一体どのようなことなのかを実習や講座を経て具体的に知ることで、「一般雇用でまずは頑張ってみよう」という考えを固めることができました。

一般雇用・障害者雇用の就職に迷われている方へ

 また、同じく発達障害のある利用者様方と積極的にコミュニケーションを取ることで、同じ悩みを抱えている方がいると気付くことができ、大学やその他一般の方とは話せない踏み込んだ話もできました。自分のことを分かってくれる人々とたくさん出会えたことを大変うれしく思っています。

 この記事をご覧になっている就職活動中の方々の中には、かつて私がそうだったように一般雇用と障害者雇用で迷われている方もいらっしゃると思います。はじめての就職活動ならばそれは尚更で、「まだ働いたこともないのにそんな選択出来ない」という気持ちになってしまわれると思います。そんな方に恐縮ながら助言をさせて頂くとしたら、「道は一つではない」ということです。

 今の時代は、一つの企業に定年まで勤め上げる方々以外に、自身のスキルアップや自分と合った職に就くために転職される方々も多数いらっしゃいます。私は、一般雇用と障害者雇用においても同様のことが言えると思います。一般雇用で働いて合わなければ転職として障害者雇用で働く方法もありますし、また一般雇用から別の職種の一般雇用の企業に転職する方法もあります。その方法は多岐にわたっています。

 「働く前から転職の話をするのか」と思われるかもしれませんが、私はこういう気持ちで臨んだ方が気持ちは幾分か楽で、「働く」ということを前向きに捉えることが出来ました。

 これまでずらずらと自分の例を出しながら、発達障害のある人の就職活動について書かせていただきましたが、私の例はほんの一例に過ぎません。しかし、この記事を見て、就職活動において少しでも気が楽になったり、就職へのモチベーションが向上したりした方がいらっしゃれば、大変嬉しい限りです。常識に囚われず、あなたは、あなたなりのやり方で就職活動を行ってください。

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