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日常の繰り返し

皆さん初めまして、エンカレッジ京都スタッフの塩谷です。
今年は例年よりも気温が高く、過ごすだけでも大変な日々が続いておりますが、栄養のあるものをとって乗り越えていきたいですね。

何気ない日常の中で、一つのことを繰り返す意味

今回のテーマですが、【日常の繰り返し】についてお話ししたいと思います。
皆さんが仕事以外の時間で、毎日行っている事は何でしょうか。
食事、睡眠、テレビを見る、家事をする、などでしょうか。

私が日常で繰り返し行う事のひとつとして「調理をする」ことがあります。
仕事が終わってから元気がある時には自炊をしています。といっても難しい調理をするわけではなく、今の夏の時期であれば旬の魚である鮎を塩焼きにしたり、トウモロコシをゆでたり、きゅうりを浅漬けにしたりという感じです。

就労移行の日々 鮎の画像

スーパーへ行きその日の食材を購入する、自宅に戻り調理をするという流れです。調理、食事をして片づけの時間を合わせると2時間は必要です。その他の時間は、家事や動画鑑賞や音楽を聴いて過ごすことが多いです。

何故工程が複数あり、時間がかかる事をやるかというと、2点の理由があります。
1つ目は、仕事モードから切り替えをするため。
2つ目は、自分がイメージした料理を作る事で自己コントロールするため。

就労移行の日々 ON・OFFの画像

1つ目の仕事モードから切り替えは、集中力を切ることを意図的にしています。
脳の仕組みにおいて何かを忘れよう、切り替えようと頭の中だけで整理することは、実は難しい事なので、何かしら別の事を取り行うことによって切り替えを図っています。

2つ目の自己コントロールは、自分のイメージしたとおりに物事を進めて、それを実現させる、(つまり食べたいものをイメージして完成させる)ことで、自分が意思決定をしてコントロールしているという事になり、肯定感をあげるきっかけにもなります。

「繰り返し」で得られるものは多い

初めて料理をし始めた頃は、真面目にレシピを見て作っていましたが、毎回レシピを調べる行為がだんだん面倒になっていき(笑)僕にはこの方法は合わないなと気付きがありました。
それと、何百回と繰り返すうちに「ここさえ押さえれば失敗はしない」ということが、経験をすることで構築されてきたので、今では頭の中のイメージさえできれば作れるようになりました。
現在は調理をする際に、先に料理名を考えて決めてから作るというよりは、料理名は特についていないけれども、その時にスーパーに売り出されている安くておいしそうな食材や、材料の組み合わせ調理工程や味付けなどを少し変化させる事により、生み出される料理を楽しむ事や、美味しく簡単な料理が出来ないか考える事が好きです。

それが続けていく理由になっていると感じています。それから、もう一つ大切な事として、例え失敗したとしても自分が食べるので誰にも文句を言われないこと(笑)も続いている理由かもしれません。

そんな何気ない日常でも続けることによって得られる事、また実はそれが仕事に繋がっていくという話は、次回の記事でお伝えすることができればと思います。

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