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ソーシャルクラブについて思うこと

社会性・協調性を培うための「ソーシャルクラブ」

こんにちは。エンカレッジ大阪の御堂筋ライダー(仮名)です。

エンカレッジ大阪では毎月、社会のルールやマナーを学ぶことを目的として、エンカレッジの外に出て活動する「ソーシャルクラブ」を行っています。

ソーシャルクラブは、「計画」「実行」「振り返り」という流れで行われ、全ての工程で「集団行動」を常に意識することが求められます。

ソーシャルクラブの流れ

まず、いくつかのチームに分かれ、行き先を決定。チーム名や役割、目標を定め、協力して実際の行程やかかる費用を決めていきます。
当日は予め決めた場所と時間に集合し、計画に沿って、目標を達成できるように行動していきます。そして後日、実際の行程を振り返り、目標の達成度や良かった点、次回以降改善すべき点などを洗い出して発表します。
ここで各チームから上がった学びが共有され、次回以降へ活かされることになります。

ソーシャルクラブで行く場所

私がこれまでに行った場所は、住吉大社、京都の八坂神社、伏見稲荷大社、自然史博物館、京都鉄道博物館、宇治の平等院、ラウンドワン難波店、海遊館など。
普段なかなか見ることのできない場所を見たり、施設によっては体験したりできるのも魅力だと思います。

ソーシャルクラブで苦労すること

反対に、私が苦労している点はミーティングで合意形成を図っていくことです。
自分が提案したものがうまく説明できず周りに納得されなかったり、逆に他人の提案を鵜呑みせず熟考して「この場合はこうしたほうがいいのでは?」と意見してみたり。
本当に試行錯誤の連続です。

合意形成と協調性、そして振り返り。すべて仕事でも大事なこと

ソーシャルクラブでやっていることで、「仕事と共通するな」と思う点があります。

打ち合わせでの合意形成、集団行動の協調性と、事後の振り返りです。

特に、振り返りは次回以降の学びを得られる貴重な機会。何事も振り返ることが大切です。振り返って学びになったことは、時間の意識や、集団を離れる時の声掛けなど、仕事をするうえでも大切なことが多いので、これも仕事だと思って真剣に取り組む姿勢が肝要です。

私自身、ソーシャルクラブを何度もやってみて、就職してからも社員同士で何か楽しいことがしたいと思えるようになりました。
仕事というと普段ピリピリしがちなので、緊張感を少しでも和らげ、普段蓄積しがちなストレスを発散できるようなことは必要だと思います。

また、社会に出ての活動を通じて利用者同士の緊張感を和らげつつ、仕事や就職活動に役立つことを学ぶための貴重な機会にもなっています。
それと同時に、利用開始したばかりの人にとっては、利用者同士の雰囲気を知る貴重な機会にもなっていると思います。

ソーシャルクラブは、他のチームメンバーと協力して計画・実行するため、よく考えて計画・行動する必要があります。このことがチームワークにおいて最も大切なことです。
これからも、仕事においても大切なことを学ぶための場として、チームメンバーと協力し、仕事のつもりで真摯な気持ちで取り組んでいきます。

長くなりましたが、ご精読ありがとうございました。

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