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昼休みをエンジョイしよう!

昼休みに利用者で行うミニイベント!

エンカレッジ京都三条では昼休みの時間に、利用者みんなで話し合って、昼休みに行うミニイベントを企画しています。

今までに、テーブルを囲みお菓子をつまみながらおしゃべりする「トークタイム」や、近所にあるバーガーキングでハンバーガーを買ってみんなで食べる「バーガーキングデイ」などを企画し、実行しました。
先日は利用者の一人が持ってきてくれた心理テストの本を使って、「心理テスト大会」を開きました。

就労移行の日々 京都三条

内容は「精神年齢」や「人見知り度」、「コミュニケーション術」など、就職活動で活かせそうなものを中心にみんなで診断しました。
診断をやってみると、「当たってない!」と感じる結果が出ることもあります。
でも説明をよく聞いてみると、「その通りかも」と思える部分も結構見つかります。
自分の知らない意外な面を見ることができて面白いです。

また、心理テストを通して他の利用者の意外な面を知ることもできます。
見た目には大人っぽい人が意外と甘えただったり、元気いっぱいで明るい性格だと思っていた人が寂しがりだったりと普段では見えない相手の側面がたくさん見えました。

自分以外の人を「意識」する大切さを学んだ

今回の「心理テスト大会」のような企画を、利用者たちで集まり作り上げていくことで、他の利用者とふれあう機会がたくさん増えました。
そのおかげで、話が苦手な私も他の利用者と仲良くなれました。
はじめは苦手だったおしゃべりもだんだんできるようになり、今ではみんなとおしゃべりすることが楽しくて仕方がありません。

また、利用者同士で話し合い企画を作り上げていくことで、計画を実行するまでにどんな作業が必要なのか、他の利用者がどうすれば楽しく参加できるかを考える「意識」ができるようになりました。

企画の話し合いに参加したとき、他の利用者は「どうやったら人と関わるのが苦手な人も企画に楽しく参加できるのだろうか」や「どうすればみんな不満を抱かずに盛り上がることができるだろうか」と真剣に話し合っていました。

私は今まで「自分の喜び」ばかり考えていて、「相手の喜び」を考えたことがありませんでした。何をするにも自分のことに 意識が向いてしまい、他人がどう考えているのか、どんなことをしたいと思っているのか考える「発想」が私にはなかったのです。
しかし、みんなが真剣に「相手の喜び」を考えている姿から、みんなが楽しむためには「自分」だけでは なく「どうやったら相手が楽しく参加できるだろうか」をまず考えなければならないことを学びました。

自分以外の人のことを「意識」するのが苦手だった私ですが、この経験のおかげで自分以外の「他者」に目を向けることの大切さ、そして「仲間」と楽しみを分かちあえるという、この上ない「喜び」を知ることができました。
今は、第一に相手の思いを考えるよう「意識する」努力をしています。

誰かを思いやることも、一緒に協力し喜びを分かち合う嬉しさも、エンカレッジに来なければ私はきっと知ることができなかったと思います。
エンカレッジ京都三条は、私にとって、仲間と喜びを分かち合う大切を学べるかけがえのない場所です。
このかけがえのない場所で、私はもっともっと大切なことを学んでいきたいと思います。

以上りんしょく銭子がお送り致しました。

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