New「好き」をオープンにできる場所を見つけよう
みなさま
はじめまして、エンカレッジ心斎橋スタッフのYと申します。
エンカレッジには昨年の6月に入社させていただき、ちょうど1年が経ちました。
全くの異業界・異業種よりの転職だったので初めは戸惑うことが沢山ありましたが、仕事を通じて様々な経験を重ねる中で少しは福祉業界の人間らしくなってきたかも……と自負しておるところです(もちろんまだまだです)。
今回、「就労移行の日々」への参加にあたり、私がこの1年間で感じた「『好き』をオープンにできるメリット」と企業選びの基準についてお話しようと思います。
「好きなもの」の話
あなたの『好きなもの』はなんですか?
こう訊かれたときに、私はなるべく即答したいと思っています。
自分に興味を持ってくれた人にすぐに応えたいという気持ちと、極々単純な「『好きなもの』の話を沢山したい!」という欲求が常にあるからです。
ちなみに、私が一番好きなものはウルトラマンやゴジラといったいわゆる「特撮作品」、と野球の聖地・甲子園球場、大好きな阪神タイガース。はい、どれも三度の飯より大好きです(^ω^)
どうして急に「好きなもの」の話をしているのかと言うと、こうして自分のことをオープンにして前のめりにアピールできる職場こそ、私にとって理想の場所だと思うからです。
私はこれまで計3度の転職を経験してきました。
自分の好きなものについて話せる職場、話せない職場、どっちでもない職場……色々ありましたが、仕事がしやすかったのは圧倒的に「話せる職場」です。
話せない職場では、
「どうせ自分の好きなものに誰も興味なんか持っていない」
「好きなものをオープンにしたところで馬鹿にされるかもしれない」
「そんなリスクを背負うくらいなら最初から黙っておこう」
とマイナスな感情が強く働いていました。
みんながみんなそんな気持ちだと、やはりその場所ではコミュニケーションが生まれにくくなります。
承認欲求の話
承認欲求、という言葉を最近よく耳にします。
人間誰しも他者から認められたい、自分には価値があると認めたい、という欲求を少なからず持っていますよね。
好きなものをオープンにしたり、逆に他者の好きなものに興味を持ったりすると、お互いにそれが満たされることになります。
朝起きて、なんとなく「仕事に行きたくないな~」と一瞬感じたとしても、そこに行って自分が認められるという実感があれば私は自然と足が動きます。
私はエンカレッジで自分の好きなものをオープンにしたおかげで、ご利用者やスタッフの方々にすぐ名前を覚えてもらえました。
それをきっかけに社内の人間関係がスムーズになったりコミュニケーションが生まれたり、今のところ良いことづくめです。
ご利用者の方と企業見学へ行くときに、「自分なりの企業選びの基準を見つけていきましょう」という話をよくしています。
自分が転職を何度も経験しているからこそ、より実感を持ってお伝えできることだと思っています。私が10年以上の社会人経験の中で見つけた基準の一つが「自分の『好き』をオープンにできるかどうか」でした。
エンカレッジがいつまでもそういう場所であってほしいと思います。同時に、ご利用者のみなさまにも私の働く姿を見て「そういう基準を設定してみるのもありだな」と思ってもらえると嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
発達障害に特化したエンカレッジ

発達障害のある人に特化したエンカレッジは、あなたの「働きたい!」をサポートします。
就労移行支援事業所は、大阪(本町、心斎橋、天満橋)・京都(京都駅、京都三条)・東京(早稲田駅前)・神奈川(横浜関内)の7拠点、自立訓練事業所は、encourage doors(北浜)で説明会の申込み・相談を受け付けておりますので、お気軽にご参加ください。