自分の障害による挫折と立ち直り
エンカレッジ早稲田駅前の利用者です。
今回お伝えしたいことは、自分の障害による挫折と立ち直りです。
障害による挫折と立ち直り
私の障害は発達障害です。しかし、高校の時まで障害は発覚しませんでした。
高校生になって周りの同級生たちがどんどん大人になる中で、私と周りの差が顕著になり始めました。周りが普通にできていることが私にはできないのです。
毎日忘れ物をして呼び出されているのは私だけでしたし、周りと上手くコミュニケーションを取れませんでした。
私は学校に行けなくなり、高校を卒業することができませんでした。それから一年ほどはどん底でした。家からは出られずにずっと引きこもっていました。
そんな私を救ってくれたのはノベルゲームです。
世界の危機に劣等生の主人公ただ一人が生き残り世界を救うために立ち上がる、そんなファンタジーです。
私は世界に取り残された劣等生の主人公に共感し、のめりこみました。
主人公は何度負けてもあきらめずに立ち上がり、ついには敵を倒し世界を取り戻しました。
私はそんな主人公を見て感動し、自分も負けてばかりではいられないと思い、自分の障害に、人生に立ち向かうことに決めました。
それから私は勉強をして大学受験に合格しました。
忘れ物をしないようにすぐにメモを取るようにして、コミュニケーションの練習もたくさんしました。今ではそれらは他の人と遜色ないくらいできていると思います。
私は自分の障害を恨むこともあります。何で出来ないのだろうと落ち込むこともあります。しかし、障害があっても劣等生でも、何度も立ち上がって立ち向かうことを学びました。こ
れから何度挫折しても、そのたびに主人公のように立ち上がって問題に立ち向かうことを誓います。
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