自分の就きたい仕事ではなく、自分に何が出来るかを考える重要性
私はエンカレッジを利用するまで自分に何が向いているかを考えず、この職に就きたいという憧れだけで応募したり、自分に向いていない仕事を我慢して無理矢理続けたせいで結果的に精神的にしんどくなってしまいました。
自分就きたい仕事や自分に向いていない仕事での経験
無理しすぎた結果…
1社目はスーパーのレジ打ちを経験したのですが、ここの職場は周りの方に恵まれたのもあり、約6年続きました。元々得意ではない接客を無理して続けていたストレスが溜まって爆発してしまい、仕事に行けないようになってしまいました。
自身が希望している職種には就けたが…
2社目では、自分の適性を顧みず、ただ単に事務職に就きたいというだけで職業訓練に通いました。PCの資格を取得した後、製本工場の事務員として雇って頂けたのですが、入力ミスが多かったり、電話対応が上手く出来なかったり、会社独自の計算式がどうしても理解出来ず、事務には向いてないと見なされ、現場作業に回されました。この現場作業も手先の器用さや素早い判断力が要求され、ついていけず結果的に退職しました。
これまでの経験を振り返り、自身の障害と向き合う決意をする
上記の経験から自身の障害と向き合い、エンカレッジに通うことを決意し、実習や作業体験を通して自分に向いている職に就けるよう現在勉強中です。
エンカレッジでは実習や作業体験で色んな職場を体験できるだけではなく、スポット業務といってエンカレッジ内での業務を担当したり、定期的に企業見学が行われる等取り組みが豊富で、私自身も作業体験や実習、エンカレッジ内での業務を通して工夫すれば出来ること、工夫しても難しい作業等が明確に分かるようになっていき、自信もついて働いていた頃よりも心の健康を取り戻すことができました。
エンカレッジでの取り組みを通して自信がついた
今回のブログも担当スタッフが文章を作成するのが得意そうだからとお声掛け頂いたのがきっかけです。これもまた自分の得意分野を認めて頂けたという自信に繋がりました。
発達障害のある人は、得意、不得意の差が顕著にでたり、ストレスを溜め込みやすい特性があり、精神疾患等にもかかりやすいため、生きづらさを感じたり、自信を失ってしまっている方も多いのではないかと思います。
だからこそ、自身の障害をいい意味で受け入れ、福祉サービスを利用しながら障害者雇用での就労を目指す等、生きやすさを追求することが大事なのだと今までの就労体験を通して実感しました。
(Y.N)
発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ
発達障害のある人に特化した就労移行支援事業所エンカレッジは、あなたの「働きたい!」をサポートします。
大阪(本町、心斎橋、天満橋)・京都(京都駅、京都三条)・東京(早稲田駅前)の6拠点で説明会の申込み・相談を随時受け付けておりますので、お気軽にご参加ください。