経験を強みにする
はじめまして。エンカレッジ京都三条スタッフの植山です。
10月になり、何をするにも良い気候となってきましたね。
食欲、芸術、読書、スポーツなど、人によって様々な“秋”となると思います。
様々ということから、今回は「複眼思考」について私なりの考えを書かせて頂きたいと思います。
物事を様々な角度から捉える・考える “複眼思考“
「複眼思考」は簡単にいうと“物事を様々な角度から捉えたり考えたりすること”です。
例えば、目の前のコップに水が半分入っているのを見て、どのように捉え、考えますか?
🤔 コップに水が半分もある。
🤔 コップに水が半分しかない。
🤔 いつでも半分の水を入れることができる。
🤔 誰かが半分飲んだ。
🤔 喉が渇いていた人が飲んだ。
🤔 誰かが半分こぼした。
などなど…
他にも様々な捉え方、考え方があるのではないかと思います。
1つの事柄でも、様々な見方や考え方ができることに気付かされます。
複眼思考についての私の考え
私は、複眼思考を大切にしています。
物事を様々な角度から捉えて考えることで、新しい発見や学びに繋がるからです。
みなさんは、物事のマイナス面ばかり考えたり、同じ考えから抜け出せなかったりすることってありませんか?考え方の偏りや癖は誰にでもあるのではないかと思います。
そんな時に、多視点から考えることで気持ちが楽になったり、新しい発見と学びになったりすることがあります。
例えば“失敗”をしてしまった際に、自分ができなかったことに対してずっと考えたり、自分を否定したりした経験は誰にでもあるのではないかと思います。私も頻繁にあります。
その時に、失敗したというマイナス面ばかりではなく、経験を通して学んだことを前向きに捉えることもできます。そうすることで、“失敗”の経験は“学び”の経験に変わります。
出来事としての事実は時間を戻さない限りを変えることはできませんが、捉え方や考え方によって自分の中での位置づけを変えることができます。
様々な視点や考え方があるのはわかっている。けれどもマイナスな見方や考え方から抜け出せない。
そんな時には、
📍 人と話をすること、人の意見を聞いてみる。
📍 どんなことも否定せずに、思いつく限り違う視点を書き出してみる。
📍 本を読んでみる。
📍 とりあえず、挑戦してみる。
こんなことを実践してみてはいかがでしょうか。
この他にも方法はあると思いますので、自分なりの方法を見つけて頂ければと思います。
複数の視点から物事を考えることで、新しい発見があったり、気持ちが楽になったり、動力につながったりすることがあります。複眼思考からプラス思考に繋げる習慣を身に付けることで、経験を強みにしてうまく活用できるようになると思います。
エンカレッジでは様々な方との出会いの場になり、色々な経験や同じような経験をした方々とお話をすることができる場でもあります。
私はご利用者の方とお話をして、私にはない経験をたくさん持っておられると感じます。ご本人にとっては辛くて大変だった経験では、その辛さや痛みを知っていることは強みだと感じることが多いです。
様々な背景を持っている人と話をすることで、異なる考え方を新しい視点として自分のものにできる機会になると思います。
みなさんも、ぜひ様々な人と出会って、お話ができる機会や環境を探してみてください。
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