支援に関わる分析思考のフレームワーク紹介
みなさん、こんにちは。エンカレッジ京都スタッフの平山と申します。
働くチカラWEBをご覧いただきありがとうございます。
何かしらの気づき、きっかけになると嬉しいです。
私は、エンカレッジで支援をさせていただく中で「出来事=分析思考」を大事にしています。
その基準となっている、フレームワークについて一部紹介したいと思います。
頭の中の整理や、人に伝えるとき
マインドマップ
テーマとなるキーワードに関連するものを書き込んでいき、思考のアイデア出しをしていく手法です。
1日の生活する中で、状況整理ができず混乱してしまうことは誰しもあります。
それは体調であったり、追われているタスクだったり、人間関係だったり。
その瞬間、時々で整理することが難しい場合も多いと思いますが、一息落ちついて書きだすことはとても大事です。
〇〇が起きた時は、こう動こう、こう考えよう、こう捉えるといいかも?!
という結びつきのノート、メモがあると助かるでしょう。
迷ってしまった時に、考え方の傾向も含めて、「頭の中でこう考えています。」と説明しやすいのでないでしょうか。
訓練目標や内容を話し合うとき
AIDMA(アイドマ)
顧客が購買決定までに踏むプロセスを表したフレームワークです。
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)というものです。
訓練に来ていただく方に、日々気づきを得ていただくことが大事なポイントです。
当人が全く興味を示さない事、合点がいかない事に対して、片一方が熱量を込めすぎても噛み合わなかったりします。
吸収できる容量を越える情報もあるかもしれません。そこから当事者からは一種のアレルギー、動揺や不安になったりします。
しっかりと目線合わせの上、気づきを得るサポートをすることが大事だと考えています。
就職活動期、志望動機や自己PRが必要なとき
4C分析
4C分析はCustomer Value(顧客価値)、Customer Cost(顧客の経費・負担)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)で、自社を客観的に分析する方法です。
訓練の中で培ってきたスキル等が、どう就職先で活かせていけるのか、
また職場環境への配慮希望についても、別の角度から、どんな効果的なことが会社にあるのかを提案していくイメージです。
面接の際、企業人事の方々はその視点を伺うことも多いのではないでしょうか。
日頃からご自身を客観視し、周囲へ何を与えられるか、”存在意義”や誰かの役に立てたこと等をメモしておくといいでしょう。
就活期、志望先企業の「経営理念」を見て何を思うでしょうか。
一般的に、「企業の存在意義とあり方を言語化したもの」が、多くみられますよね。
これをご自身にも当てはめていただき、自己PRに繋げられるとよいのではないでしょうか?
働くことで得られるのはお金だけでなく、自己肯定感のきっかけとなる経験もあります。
皆さんのこれからに向けて、楽しんで志望動機や自己PRを作っていくお手伝いができればと思います。
これから利用を検討される方々に向けても、安心して通える場所にしたいなと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ
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