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支援者として大切にしている姿勢

こんにちは。早稲田事業所の立ち上げ時に入社し、おかげさまで、1年半が経ちました。

今回は、私が支援者として大切にしている姿勢を2つ伝えたいと思います。
それは、1)受容、2)共感です。

支援者として大切にしている姿勢

1)受容

相手の言葉、感情、考え方を自分の価値観で評価・判断・批判せず、そのまま、ありのままに受け止めること。相手からどんなことを伝えられても否定せず、拒まず、いったん受け止める姿勢。

受容

私たちは人ぞれぞれです。感じ方も価値観も一人ひとり異なります。
私たちは相手から話を聞くと、自分を軸にして、評価やアドバイスを試みたり、相手の話を受け入れる前になぜ?なぜ?と追及(深掘り)した経験がある人もいるでしょう。
受容=相手の感情のすべてに同意することではないです。もしも、自分と相手の価値観が異なっていても、違いを受け入れ、相手の存在を認め、関係性をつくることは可能でしょう。

私は下記の3つを意識して、日々の支援にあたっています。

1.相手が話しているときは、極力相づち、伝え返し以外の言葉を途中で言葉を挟まず、「そうなん(だった)ですね」「そう思ったんですね(感じたんですね)」などと最後まで受容的に聴くことです。

2.自分の評価や判断を入れず、中立的に相手の話を聴いていきます。支援者自身が、自分の思い込みが入っていないか、振り返り、自己点検をしています。

3.中立的に話を聴くために、支援者自身にどんな傾向があり、どんな時に感情が動きやすいか、など自分の傾向を把握するようにしています。

2)共感

「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じること」(心理学者 アルフレッド・アドラーの定義より)

・相手の目で見ると、どう見えるのか
・相手の耳で聞くと、どう聞こえるのか
・相手の心で感じると、どう感じるのか

共感

相手に共感することは、相手の見えたこと、聞こえたこと、感じたこと、考え、主張、感情などに「そうですね」と気持ちに寄り添います。相手が、自分は理解されているな、と感じられることが大切です。

相手の話を聴いて「あなたの気持ち、わかります」という言い方をする人もいるでしょう。卒業したばかりの時の私もそうでした…。しかし、全く同じ体験をしていても、感じ方は人それぞれなので、本当の意味で「わかる」ことは難しい、できないのでは?と考えるようになりました。
それからの私は、特に相手の気持ちは安易に「わかります」との返答は控え、気持ちに寄り添い「~と感じているのですね」「その時~と思ったのですね」などと、同じ体験はできていないからこそ、特に気持ちは丁寧に確かめるように聴いています。

今後も支援者として、受容・共感の姿勢を常に持ち、みなさんの就職活動をサポートし続けられるよう、自己研鑽に励み、精進していきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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