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自分の特性を客観視してみた話

今回は、私の障害との向き合い方についてお話しようと思います。

私が自閉症スペクトラム障害との診断を受けたのは中学生の時ですが、それ以前から薄々そうであろうという予測はあったらしく、メンタルクリニックに通ったり特別学級に通ったりしていました。

そんな私も、23年以上生きていれば自分の特性について段々理解が深まっていきます。気づいたことについてまとめてみようと思います。

特性についての理解

自分の特性について

自分の思うように物事が進まないと不機嫌になる

典型的なこだわりの強さです。冷静になれば何ごとも思い通りになるわけがないと理解できるのですが、瞬間的に癇癪を起してしまいがちです。対策として、「自分は今イライラしているな」と気づいたら、まずは深呼吸をするように心がけています。また、一人になれる場所に行ってクールダウンを図るのも効果的です。

周りの騒がしさが苦手

些細な話し声くらいならスルー出来るのですが、怒っている声などが聞こえるとこちらまでイライラしてしまいます。エンカレッジでは、イヤホンを付けて音楽を聴くことにより周りの音をカットして冷静さを保っていました。ただ、この方法だと音楽に集中してしまい、私に話しかける声までシャットアウトしてしまうのが難点です。内定を頂いた会社は、とても静かな職場でほっとしています。

咄嗟に大きな声を出してしまう

私の特性の中で一番改善のとっかかりが掴めずにいる問題です。錯乱状態の時に声量が大きくなってしまうのはまだコントロールできるのですが、熱いものに触れて「熱い!」と口に出してしまうように、意識しなくても声が出てしまうことがあるのです。とりあえず、声を小さくするように頑張るところから始めようと思います。

考える

また、私はよく「今自分がやろうとしていることを、自分が人にされたらどう思うか」と考えるようにしています。人それぞれ感じ方が違うとはいえ、自分が嫌なことは他人にもしないのが得策です。
自分の頭の中で様々な考えを出し、脳内議論で一番適切と思われる言動を取るように極力心がけています。

そうはいっても私もまだまだ未熟者です。常に適切なふるまいを選ぶというのはなかなか難しいものです。ですが、徐々に改善していった結果内定を頂くことができたので、これからも自分の特性とうまく付き合っていきたいです。

発達障害に特化した就労移行支援事業所エンカレッジ

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