『自己PR』と『特性への配慮』についての私なりの考え方
はじめまして。エンカレッジ天満橋スタッフの安田佳奈です。
少しずつ温かくなってきて、春が待ち遠しいです。
お花見などできればいいなぁと思っています。
さて、私はエンカレッジでは職業準備講座を担当させていただいています。
私自身就活では、悩みながら進んできたことがあり、その経験を少しでも役立てていただければと考えています。
今日は、『自己PR』と『特性への配慮』について、私なりの考え方をご案内します。
自己PR
誰の経験の中にも、失敗したから気づいた事、気づきをどう生かして、今後につなげてきたのかという過程があります。
大きな成功体験でなくとも構いません。何を大事に考え(価値観)、どんな取り組み方(経験・価値観からの気付き、今後への対策・意欲など)をしてきたのか、自分の経験を振り返る、整理をしていく事は、とても大切です。
(例)自己PR:相手とコミュニケーションを取る事を心掛けています。
↑どんなコミュニケーションが浮かびますか?
<コミュニケーション能力>
▶ 挨拶:自分から挨拶を心掛けている
▶ 聞く:相手の話を丁寧に聞く
▶ 質問:不明点は質問をする
など、他にもコミュニケーションには色んな種類があります。
▶ 挨拶:自分から挨拶を心掛けている
→【理由と気づき・その後の行動】
(挨拶はとても緊張し、体がかたくなってしまいます。そんな時、エンカレッジの利用者さんが笑顔で挨拶をしてくれました)
挨拶をしてもらった時に嬉しくなり、緊張が少しゆるみました。(ゆるんだからです)
その後は、挨拶は相手との心を近づけるカギだと思い、自分から挨拶をしていこうと思っています。
自己PRには、気づきや理由、その後の行動を加えるとより深く伝わっていきます。
特性への配慮
『特性への配慮』については、
(例)
▶ 特性:同時に複数の作業を併行することが苦手です。
▶ 配慮:優先順位を教えて頂けると助かります。自分から聞くようにもしています。
というように、応募(実習)先へ配慮をお願いするだけではなく、
【特性】○○が苦手
⇒【配慮】そのため、○○という配慮をお願いします。
⇒【自分で頑張っていること】自分では○○をがんばっています。
自分のできることや頑張っている事を伝える事で、意欲も伝わっていきます。
ぜひエンカレッジでスタッフと一緒に自分を振り返り、今後につなげていきましょう。
まだ冷える日もあるので、お互いに心身を大事にしましょう。
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