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在宅雇用を今後、検討している企業に行える支援

はじめまして。エンカレッジ大阪スタッフの松本です。
6月に入り、あっという間に梅雨の時期ですね。
今年は夏の風物詩の甲子園が中止になるなどいろいろと変化が多い時期ですが、来年には「こんなことあったなぁ」と振り返ることができていたらと思います。

さて、今回は「在宅雇用を今後、検討している企業に行える支援」についてお話をしたいと思います。

在宅雇用を検討している企業に行える支援

現在、コロナの影響で社会の情勢も大きく変わり、在宅雇用も検討していく企業も増えていくのではないかと思います。その中で就労移行の支援者として企業の方にどのような支援を行えるかについて考えていかないといけないのではないかと思い、私なりの意見をまとめたいと思います。

在宅雇用

まずは不安を取り除けるように「在宅雇用」のイメージ作りや体験が大事かと思います。
例えば、障がい者の在宅雇用を行っている企業のお話を実際に聞く、合同面接会等に積極的に参加し、職務提案や職場開拓を通じて、在宅就労に関する理解を促進させていくことも大切になるかと思います。そのためには、企業に対しての適切な説明や、分かりやすい資料(事例等)を事前に準備しておくことも重要かと思います。

事例の準備としては

✅ どんな作業ができるか
✅ どんなアプリケーションが使えるか
✅ どんな障害の方か

など
 
実際の利用者のイメージを企業に伝えることで、事業所の中で自宅作業が可能な業務を検討できるのではないかと思います。

しかし「ハードルが高い」という先入観があるかもしれませんので、実習の受け入れを検討していただくのも有効かと思います。もし可能であれば、企業の業務の中で比較的在宅就労の仕事になりやすいものを一緒に検討するのもよいかと思います。

在宅訓練を通じて理解したことを活かしていきたい

私は、今回のコロナの影響での一定期間の在宅での訓練を通じて、利用者の強みや弱み、適性を事前に理解を行えたところもあります。持っている技術はもちろんのこと、 在宅勤務を前提としたその人の力を知っていることは、企業を安心させる大きな要因になると思います。また就職後も例えば、一定期間が経過しても企業と親密な関係性が作れていないケースなど、心配なことも出てくることもあるかもしれませんが、その際は企業の方と連携してのフォローアップを行っていくことができるのではないかと思います。

信頼と視野

このような社会の変化にエンカレッジではニーズに応えるべく、「お互いの信頼」、そして「長期的な視野」を持って新しいことに日々、動いています。企業の方と連携して行えるよう日々の変化に敏感になり、私も提案を行える支援者を目指していきたいです。

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