わたしのエンカレッジ入社時の志望動機
こんにちは。「就労移行の日々」にお越しいただき、誠にありがとうございます。
4月になって学校では入学式、エンカレッジでも新入社員が入社して下さり、気持ちのよい春の空気とともにフレッシュな気持ちを思い出す貴重なシーズンです。
今回は、季節柄、私がエンカレッジに入社した時(秋でしたが…)に、どんな理由でエンカレッジに入社したいと思ったかを思い出し、初心に返るいい機会かなと思い、このようなタイトルにしました。「エンカレッジにはこんなスタッフもいるんだなあ」と思ってもらえたら幸いです。
私の社会人歴紹介
志望動機の前に、前提として私の経歴の紹介をしたいと思います。
エンカレッジは私にとって3社目です。大学は経営学部で、1社目は人材サービスの営業職、2社目はメーカーで営業をしていました。
福祉の「ふ」の字も触れたことがなかった私がエンカレッジでなんとか皆さんに支えられ、産休育休を取得しつつ入社してから数えると5年以上がたちました。
【1社目】人材サービスの営業職
1社目の人材サービスの営業職の仕事は、仕事を探している人と、人を探している会社が出会う場を作り、会社とはたらく人の間に入って伴走し、会社も人も互いに変化していくドラマをいくつもいくつも並行して立ち会う・・という仕事でした。こう表現するとなんだかかっこいい感じがしますし、やりがいも感じていましたが、めちゃくちゃ忙しく泥臭いものでした。また、当時の会社のスタンスとして大人数を「さばいていく」という感じもあり、機械的な点が少し期待イメージとは違っていました(人材サービス会社の中には機械的ではない会社ももちろんあります!!)。
【2社目】メーカーでの営業職
ひととひとに挟まれ、ちょっと疲れてしまって2社目でメーカーに行ったものの、メーカーも企画する人も作っている人も売る人も買う人も使う人も全部人なので、人に挟まれるという意味ではあまり変わりませんでした!笑
まさかの所属部門の閉鎖で退職を余儀なくされてしまい、3社目を探しているときに出会ったのがエンカレッジでした。
ようやくここからエンカレッジの志望動機の話になります。
エンカレッジとの出会いとその志望動機
1社目での経験を活かしつつ、ひとが仕事に就く前のプロセス、たとえば気持ちや希望を整理したり、自分自身のことを見つめ直したり、仕事の探し方そのものをサポートする、というのは1社目ではできなかったことであり、ひとりひとりに合わせて関われたら、きっとまた深い喜びと介在価値や、信頼関係を築くことができそうだ!と感じたことが大きな魅力です。
また、当時結婚することが決まっており、当時大阪と京都にしか事業所がなかったことも私にとっては重要なポイントでした。
入社して実際どう感じているかについてですが、関わるご利用者の皆さんや学生の方々は発達障害があることやコミュニケーションが苦手、という共通項があったとしても、お一人お一人の背景や特性はまったく異なり、ひとりひとりに合わせることが基本です。
仕事に就くまで、または就いてからのプロセスを伴走することは、決して平たんな道のりではありませんが、他のスタッフと一緒に頭をひねり、やりがいを感じながら日々邁進しています。そういう意味で入社前に抱いた希望や期待は叶えられているように思います。
入社時は発達障害や障害福祉についての知識は全くといっていいほどにありませんでしたが、ベースとなる正しい知識は日々先輩スタッフから教わったり、いろんな教材・研修を機に身に着けることができるように思います。知りたい・学びたいという気持ちがなにより大事なように思います。
誰の人生にもいろんなことがありますから、その色んなことがある中でひとが仕事に就き、続けるというのは、障害の有無に関係なく、誰にとってもチャレンジだと思います。しんどいと思ったときに、入社時に抱いた思いや、面接官にぶつけた思いを思い出すことが、もしかしたらご自身を奮い立たせてくれるかもしれません。
就職活動中の方は、なぜこの会社を志望するのか、志望動機という履歴書の体裁にとらわれることなく、ご自身の気持ちとしっかり向き合ってみてください。
きっと将来のあなたの支えになります。
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