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長所・エピソードの見つけ方

自己分析を行った結果「自分の長所が見つからない」「自分をアピールするエピソードが見つからない」
と悩まれる方も多いです。

そこで、今回は長所・過去のエピソードをどのように見つけ、
作り上げていくのかに特化して説明したいと思います。

■長所の見つけ方
長所を見つけるための方法は大きく3つあります。

①自分の過去を振り返り長所を見つける
②知っている人に長所を見つけてもらう
③他人と比べることで長所を見つける

それぞれどのようにすればいいのか、説明します
①自分の過去を振り返り長所を見つける
一般的に行なわれている方法です。自分の過去の体験を振り返り、
強みを見つける方法です。
<自己分析のススメ>をご覧ください。

②知っている人に長所を見つけてもらう
自分のことを知っている人に「強み・長所」を聞きます。
自分の気づかない「強み・長所」を他の人が認識してくれている
場合が多々あるからです。

直接聞く、電話で聞くことも有効ですが、メールで聞き、それを残しておくと、
就職後などで辛いことがあった時に見返すと力になります。

コツ1:様々な人に聞く
特定のグループ(家族・サークルなど)に限定するのではなく、
様々な人から聞いてみましょう。
そうすることで、多様な観点で自分の強みを知ることができます。

特に効果的なのは、少し聞きにくい人に聞くことです。
(本当に聞きにくい人に無理して聞く必要はありません)
よく知っている人とは違った視点の長所を伝えてくれることがあります。

コツ2:受け入れること
長所を教えてもらっても、「違う」「イヤイヤ、それは・・・」と、
否定を感じることもあると思います。
特に自分に厳しい方に多いようです。
他人から長所と見えているということは、仕事で発揮できる
長所ということです。
「他人から長所と思われている」と受け入れておきましょう。

③他人と比べることで長所を見つける
他人と比較することで自分の長所を見つけることができます。
長所は自分で意識せずに「当たり前」と思って使っていることがあります。
そのため自分では気がつかないことがあるのです。
ただ、他者から見るとそれは当たり前ではありません。
そこで他の人と一緒に自己分析をするのです。

他の人の強み・弱みに触れることは、自分の強みを自覚することにつながります。
発達障害のある方の場合、同じ障害を持った仲間と比べることがオススメです。
同じ特性を持っていたとしても、得意、苦手は異なってきます。
似たような特性を持つ仲間と比較することで、
自分だけの長所を見つけやすくなります。

なお、同じ障害を持った仲間と長所を比べるためには、
就労移行支援施設ののような支援機関で、訓練を受けることで可能となります。
また、発達障害のある方向けの当事者会で出席者の方と話すことも、
自己理解につながります。

■エピソードの見つけ方
大きく2つに分かれ、それぞれ対策方法が異なります。
①何かに取り組んできた経験がある場合
②何かに取り組んできた経験がない場合

①何かに取り組んできた経験がある場合
学業・部活・サークル・アルバイト・仕事、経験はある。
しかし、エピソードが見当たらない、という方は、
経験をもう一度整理してみましょう。

すごいエピソードである必要はありません。
そして面接官もすごいエピソードを求めていません。
一生懸命取り組んだこと、壁にぶつかって乗り越えたことであれば
小さなことでも大丈夫です。

どうしても書けない、説得力のあるエピソードにならない場合は、
支援機関の支援者と話しながら、作り上げていくという方法もあります。
質問を投げかけてもらいながら自分の経験をまとめていくことで、自分がどんなことを取り組んできたか、明確になっていきます。

②何かに取り組んできた経験がない場合
何らかの事情があり、特に取り組んできたことが見当たらない方もいらっしゃいます。
そういう方は、今から少しずつでいいので、何かに取り組んでみましょう。
取り組み始めることで、何かしらの経験値が溜まります。
その経験値を増やし、新たな経験にチャレンジしていくことで、
エピソードとなりえる経験を積むことができます。

苦手なこと、自分の特性に合っていないことを無理にする必要はありません。
ポイントは、すぐにできることから取り組むことです。

例えば、アルバイトをしている方の場合、
アルバイト先のために何か新しいことに挑戦してみる。

アルバイトをしていない方であっても、お風呂をわかす、新聞を取りに行くなどで、
家族の役に立つことをしてみることができるかもしれません。

どんな小さいことでもいいので、意識してできることを増やしてみてください。
それが蓄積されていくと、あなたオリジナルの長所・エピソードが形づくられます。

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かめたーとる

かめたーとる ADHD当事者。大学卒業後、金融機関を経てベンチャー企業に出向。そこで不適応を起こして逃げるようにフリーランスに。小・中学生対象の塾講師を経て、現在は様々な大学でキャリア教育、就職活動支援の講師を行なっている。特性上、数々の失敗体験、不適応体験を持つ。こちらのコラムでは少し真面目に発達障害を持つ方の就労支援に参考になりそうな情報を書いていく予定(あくまで予定)。また、全て個人の見解なので偏ることもあるかも(もともと偏っていますしね)。