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面接対策(3)~本番印象編~

面接では、対話内容も重要ですが、面接官に与える印象も非常に重要になります。
面接官に「この人と一緒に働きたい」「うちの会社に合いそう」と思ってもらえるためには、いい印象を持ってもらうことが必須です。

では、どうやっていい印象を与えることができるのでしょうか。
(1)非言語の印象をよくする
(2)言語の印象をよくする
の二つに分けて説明します。


(1)非言語の印象をよくする
面接官の方の話を聞くと、入室後の数秒~数分で採用・不採用をだいたい決め、
後の時間はそれが正しいかの確認に当てるという方もいらっしゃいます。

最初の印象を良くすることは、面接においてそれほど重要な要素です。
この最初の印象はほとんど言葉ではない、非言語の印象になります。
非言語の印象は、主に目と耳からの情報で形成されます。

では、非言語の印象をよくするためには具体的にどうしたらいいのでしょうか。

まずはビジネスマナーを守ることです。
ビジネスマナーを守らないことはマイナスの印象を与えます。
面接のビジネスマナーについては別途記事にする予定ですが、
必要なポイントを確認しておいてください。

その他で非言語の印象を良くする方法は以下です。
■大きな声で話す
声が小さいと、元気がない・自信がない、といった悪い印象を与えてしまう
ことが多いです。そのため、声を大きくすることが望ましいです。

しかし、本番の面接では緊張しがち。
大きな声で話そうと思っても、声が出ない。
そんなときはどうすればいいのでしょうか。
オススメは、面接官と同じボリュームで話すことを意識することです。

「面接官の声量と同じ」という基準を作ることで、
必要な大きさの声を出しやすくなります。


■笑顔
笑顔はいい印象を与えるためにとても有効な武器です。
ぜひ有効利用したいところです。
しかし、中には笑顔を作ることが苦手という方もいらっしゃるかと思います。
また、常に笑顔だと不自然に思われます。笑顔はタイミングが重要です。

では、どんな時に笑顔であると、相手に自然な好印象を与えることができるのでしょうか?
最も効果的なのは「面接官が笑顔のとき」です。
お互い笑顔だといい空気感が生まれ、好印象につながります。

まずは、面接官が笑顔のときにこちらも笑うことを心がけましょう。


■アイコンタクトをする
アイコンタクトをすることで面接官とのつながりが生まれ、信頼感を感じてもらうことができます。
逆に、全く目が合わない場合は、コミュニケーションがうまくできていない印象を与えます。

しかし、発達障害のある方の中にはアイコンタクトを苦手とされる方が多いようです。
また、面接官からすると相手に目をずっと見つめられていると、圧迫感を感じ、 
にらまれているように思うようです。

そこで、アイコンタクトが苦手、またアイコンタクトをどれぐらいして
いいのかわからない、という場合は、相手の「鼻」を見るようにしてください。
そうすることで、ちょうどよいアイコンタクトができているような印象を
面接官に与えられます。


(2)言語の印象をよくする
面接全体を通して、いい印象を持ってもらうためには、やはり対話内容も重要になります。では、どのように対話をすればいい印象を持ってもらえるのでしょうか。

■丸暗記しない
自己紹介・志望動機など、十分に準備した内容について、丸暗記してそのまま
話す方が見られます。
丸暗記して話すと、確かに準備内容を全部伝えることができます。

しかし、暗記内容を思い出しながら話すと声に感情、抑揚がなくなります。
面接官からすると、対話ではなく一方的に話されているような感じを受けてしまいます。

では、丸暗記せずに必要なことを伝えるためにはどうしたらいいのでしょうか。
1) 面接準備をしている事項について、あえて文章にしないでおきます。
  (履歴書・エントリーシートとは別です)
2) 伝えたいことのキーワードを考えメモしておきます。
3) 本番ではキーワードを元に、その場で話をします。

こうすることで抑揚・感情を乗せることができ、対話ができます。
対話をすることで好印象につながります。

もし3)に自信がない場合は、模擬面接を受けて練習をしておきましょう。
模擬面接などで、目の前に人がいる状況で話す練習を繰り返すと、
自然に話すことができるようになります。


■肯定的な発言をする
謙虚な思考をしている・自信がない・仕事や前職に対してネガティブな感情を
抱いている、などの場合、ついつい面接中に否定的な発言をしてしまう場合があります。

本人としては何の気なしにやっているのかもしれませんが、
面接官には悪い印象を与えてしまいます。
例えば、自分のことを否定的に言うと、能力面で不足しているように感じられます。
前職を含めた他者を否定的に言うと、社内でも周りの人を否定的に見る人なの
ではないか、なんでも人のせいにする人ではないかという印象を与えてしまいます。

否定的な発言が全て悪いわけではありませんが極力避けて、
肯定的に発言するようにしましょう。


このように印象をよくするための方法は多くあります。自分の課題を解決できそうだと感じる方法を1つでも実行すると、面接での印象がガラっと変わるでしょう。ぜひ試してください。

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かめたーとる

かめたーとる かめたーとる ADHD(注意・欠陥多動性障害)の診断を受けた当事者。大学卒業後、金融機関を経てベンチャー企業に出向。そこで不適応を起こして逃げるようにフリーランスに。小・中学生対象の塾講師を経て、現在は様々な大学でキャリア教育、就職活動支援の講師をメインに仕事行なっている。特性上、数々の失敗体験、不適応体験を持つ。発達障害者の就労、ADHDの特性の記事などを担当するはずが、思いつくままに記事を書いている。