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面接対策(4)~本番応答編~

面接中、面接官からさまざまな質問が投げかけられます。
また、自分が答えた内容から更に深い質問をされることも多いです。

発達障害のある方の中にはコミュニケーションに苦手さがある方、
また、臨機応変な対応を苦手とする方も多くいらっしゃるようです。
そのため、面接での返答に特に苦手意識を持たれているかもしれません。

コミュニケーションは話し手と聞き手が存在します。
話し手の伝えたいことが聞き手に適切に伝わることで、初めてコミュニケーションが成立したと言えます。

面接では、面接官からの質問に応答するとき、応募者が伝えたいことが面接官に伝わって初めて、いい返答ができたと言えます。
つまり、面接官が理解できるような、受け取りやすい応答をする必要があるのです。

では、面接の場ではどのように応答していけばいいでしょうか。
まず大前提として、よく聞かれる質問に対しては、あらかじめ準備をしておくことが必要です。
あらかじめ準備をしておくと、本番で悩まずスラスラ答えられます。
(よく聞かれる質問の例は面接対策(2)にて link→ http://hataraku-chikara.jp/information/column18/

しかし、面接では準備していない質問も投げかけられます。
また、返答した内容を深堀りするために、更に質問をされることも多いです。

そんな時のポイントが以下の2点です。
(1)適切な時間で返答する
(2)結論→理由で伝える

面接 応答のポイント

(1)適切な時間で応答する
コミュニケーションを苦手とされている方の場合、応答が長すぎたり、短すぎたりすることが多いようです。

例えば、以下のようなケースがあります。
・思ったことを全部話してしまう。エピソードなどで不必要なことも
すべて話してしまう。
→面接官からすると、いつ話が終わるかわからないので疲れる。
・面接官の質問に対して一言で答えて、その後何も話さない。
→面接官からすると、会話が続かず、応募者の資質を見極められません。

これらのように返答が長すぎたり短すぎたりすると、面接官に良くない印象を与えます。

では、どれくらいの長さが適当なのでしょうか。
質問内容によりますが、45秒~90秒程度を目安にしてください。

45秒~90秒の時間で答えると、
・ある程度の情報量があるので、面接官にとっても判断しやすい。
・長すぎないので、面接官が話を理解できる。
というメリットがあります。

ただし、本番で時計を見ながら面接をすることはできません。

時間は模擬面接などの面接練習のときに測ってください。
45秒~90秒の時間感覚が身につくと、どれくらいの長さを話せばいいのかの目安ができます。
そうすると、短すぎ・長すぎを回避することができます。

(2)結論→内容で伝える
時間が適切でも、面接官からすると応募者が何を言いたいのか分からないことがあります。
それは、「結論」が分からないからです。
結論とは、話の中で一番伝えたいことを指します。

結論が分からないと、話がどのような方向に進むのか分からずに聴き手である面接官からすると苦痛を感じやすくなります。
まずは結論を伝えることで、話の方向性を示してください。
そうすることで面接官は安心して話を聴くことができ、コミュニケーションが円滑に進みます。

また、結論を先に示すことで、応募者としても話が最初と全く違う方向に流れていくことを防ぐことにもつながります。

結論→内容で話すためのステップは、
・結論をまとめる
・結論→内容の順番に話す
だけです。

慣れないうちは簡単ではないかもしれません。
結論をまとめることが難しい、結論と内容が合わない、ということが起きがちです。

結論→内容で伝えることは、日常でもできる練習ですので、ぜひ普段の生活でも取り入れてみてください。
この2点を練習しておくことで、面接での対話が進みやすくなり、それだけで評価が大きく向上します。
面接官とのやりとりに苦手意識を持っている方は試してくださいね。

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かめたーとる

かめたーとる かめたーとる ADHD(注意・欠陥多動性障害)の診断を受けた当事者。大学卒業後、金融機関を経てベンチャー企業に出向。そこで不適応を起こして逃げるようにフリーランスに。小・中学生対象の塾講師を経て、現在は様々な大学でキャリア教育、就職活動支援の講師をメインに仕事行なっている。特性上、数々の失敗体験、不適応体験を持つ。発達障害者の就労、ADHDの特性の記事などを担当するはずが、思いつくままに記事を書いている。